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”2年”の壁

日本に帰ってきて、既に半月が経った私だけれども、未だに携帯を持っていない。今は、大体2日に1度のペースでいろんな人と会い続けているので、待ち合わせのとき、携帯がないというのは、不便極まりない。私自身は、”携帯なし”という緊張感から、待ち合わせに遅れることはほぼない。でも、相手側だって、当日の事情で、遅れたり、来られなくなったりする事は多々あるのだから、スリル多しの待ち合わせだ。

日本に帰ってすぐに、携帯を買おうとショップには行ってみた。日本ではずっとPHSを使っていたけど、PHSでも携帯でも、どちらでもいいと思っていた。携帯だったら、家族割引とか使えるから、そんなに差はないと思ったのだ。

大体新規加入なら、電話機は、機能にこだわりがないなら1円ぐらいから買えるでしょう? だからあとは、プランと新規加入の事務手数料がいくらなのかってことだ。

で、お店に行ったら、携帯市場がすっかり変わっていたので驚いた! ・・・っていうか、日本に住んでいる人にはもう昔のことなのかもしれないけど、電話機を1円とかで売るのは、不当販売に当たるということで、今はそんな安い価格で販売できないんだってね!

例えば、1円で売ってたりするんだけど、それはかつてのような「新規販売なら無条件で1円」ではなくて、「2年加入することを条件に1円。中途解約したら、それなりの金額(2万円ぐらいの電話機代を月割り)した金額を支払う」んだってね!

2年・・・。日本に住んでいる人だったら、そんなにしょっちゅう携帯の会社を変更する人はいないだろうけど、これからどうなるのか(するのか)も分からない私にとって、2年は長すぎる。今の予定では、大体年内~1年ぐらいは日本にいて、そのあとどうするかはその時になって考える、と、これまた漠然と考えているので、1年で携帯を解約して、もう用のなくなった代物に、1万円とか払うのもどうよ!って思ってしまうのだ。

それに、料金プランも、掲載されている料金は大抵1年割引に加入した場合の値段。家族割りについては2年。そうじゃないとずいぶん高いんだろう。これまで愛用していたPHSさえも、1年割引が前提っていってるし・・・。人の移動がグローバルで行われている現代社会で、年単位で人を縛り付けるとは何事じゃ!(←逆切れ?!)

そんなわけで、なんか腑に落ちない私は、だましだまし携帯ナシの生活を続けている。携帯がないということは、これまで携帯を腕時計代わりにしていた私にとっては、時計も失うことを意味する。駅とかでは時計があるからいいんだけど、レストランとかはなかったりするじゃない? だから、家から目覚まし時計をかばんに入れてくるんだけど、重いんだこれが! 時々アラームが鳴って、超恥ずかしいのだ。

プリペイドにするほど短期滞在でもないし、ほんと、どうしようか困っている。何か良いアイデアを持っている方はご一報を。coldsweats01

ところで、これからブライアンの映画を広めていくにあたり、例えば上映会の後とかで、トークとかがあったりするじゃない? 何かの映画を作った人というのは、その事柄についての情報を常にアップデートしておく必要がある。私の場合は、イギリスの社会・政治情勢(・・・断片的だから、ちょっとちゃんと勉強しないとだが)、パーラメント・スクエアをめぐる状況を把握しておくことだ。

その点、私の場合はイギリスにポールがいるので、スカイプで連絡して近況を聞いているからいいんだけど、その近況の内容は、げんなりさせるものばかり・・・。

まず、以前からマリアとブライアンの不仲についてはここに書いてきたが、つい先日も大喧嘩をしたそうで、マリアは今度こそ出て行く、とかなり真剣に考えているそうだ。ケンカの発端はこう; マリアが、彼女の親戚の看病のため、1週間ほどパーラメント・スクエアを離れた。もちろんブライアンにも事情を話してOKをもらってのことだ。しかし、その間に運悪くパーラメント・スクエアが酔っ払いに襲撃され、それをブライアンは「マリアの仕業」(!)と彼女を責めたのだ。そんなことあるわけないのだが、ブライアンは口論の挙句「マリアは警察と繋がっている!」と言う始末・・・。

マリアは呆れて、もうやってらんないって言ってた。確かに。でも、マリアを失うことは、ブライアンにとって、ものすごく大きな痛手だろう。残るはブライアンとバーバラのみだ。(あと一人、ルークという新しい男性が常駐しているが、彼は用事でもうすぐここを去ることになっている)。年明けから裁判が続いているので、その間の見張りを確保しなければならない。これまでそれらをアレンジしてきたのはすべてマリアだった。数百人のサポーターたち(といっても見張りが出来るサポーターは数人)のメールアドレスと電話番号を把握していて、彼女が電話をかけるのだ。ブライアンなんて、きっとお金を寄付してくれている人たちの名前すら、覚えてないかもしれない。それに、これまで7年間、マリアはブライアンの洗濯をしてきた。それだって、やってくれる人を見つけるのは難しい(→もしかして、ポール?)。

そして、さらにすごい事件が発生! なんと、パーラメント・スクエアで抗議活動をしている人が自分に火をつけたんだって!! BBCのレポートはこれ↓

http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/london/7915655.stm

事件の内容にもびっくりだけど、とにかく呆れてしまうのがBBCのレポートの仕方。

パーラメント・スクエアのことを「opposite the Houses of Parliament and has been popular with demonstrators in the past」(国会の向かい側の、かつて抗議活動者たちで有名だった場所)だって! いや、今でも抗議活動は毎日・毎週行われてるんだけど・・・って感じだが。

さらに、「the square has been the scene of ongoing protests against the war in Iraq.」と、ブライアンを名指して言うことを避け、かなり遠まわしな言い方をしている。

BBCやチャンネル4は政府からブライアンたちの宣伝になるような報道をしないように言われていて、例えば、国会の絵が必要なとき、ブライアンたちのテントが映らないように、隅っこからビッグベンだけ撮影する、もしくは、パーラメントスクエアからではなく、貴族院の正面の空きスペースにカメラを設置して撮影している。ブライアンたちを映したり、報道するのは、例えばバーバラが政治家を批判して投獄されたとき、などマイナスイメージのときと、あとはブライアンの抗議活動開始○周年の記念日に、チャンネル4などが数秒報道する程度。

話は戻るが、結局この自分に火をつけた男性は、ブライアンのサポーターではなく、ブライアンたちのテントのそばで抗議活動をしているまったく別のグループ(スリ・ランカのタミル派)の男性が、抗議活動が乗じて、自分の体に石油をかけ、火をつけたのだそう。

インディーメディアでリッキーがレポートしている↓
http://www.indymedia.org.uk/en/2009/03/423224.html

火は一瞬にして燃え上がり、人間トーチのような状態になったそうで、それをブライアンたちが止め、その男性は死なずにすんだとのこと。レポートでは、その様子をCCTVで見た警察官がブライアンたちにお礼を言いに来て、その同じ警察官が、あとでブライアンたちのテントを強制的に捜査したと書いてある・・・。

そのほかにも色々起こっているのだが、言える事は、ブライアンを取り巻く環境は未だ厳しい、ということだ。

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コメント

日本に帰国したんだね〜!
私は、やっと学校が5月末で、終わるよぉ〜。
ブライアンは、マリアが愛想をつかしたと思っちゃったんだね。ちょっとクレイジーにならないように!
今朝電車でおかしい人が因縁をつけて、べらべら喋り続けていて、そしたら因縁をつけられた人が大声で歌い始めてたよぉ。すごい迷惑。景気が悪くなると、おかしくなる人が多くなるよね。。。

投稿: mami in sf | 2009年3月 6日 (金) 15時21分

mamiちゃん、こんにちは!

おぉ~、いよいよ卒業なんだ? お疲れ様でした!
因縁をつけられた人が大声で歌いだす?!
その情景、すごいシュールだわ…。

投稿: yumiko | 2009年3月 6日 (金) 22時40分

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